インドネシアは、東南アジア南部に位置し、アジア大陸とオーストラリア大陸との間にある島々からなる群島国家です。世界で最も多くの島を持つ国でもあり、島の数は17,000あまり。主な島は、ジャワ島、スマトラ島、ボルネオ島、バリ島など、人々が生活する島だけで9000にもおよびます。およそ490の民族からなり、世界第4位の人口を誇る多民族国家です。人口・面積ともに東南アジア最大であり、さらに豊富な天然資源を有すインドネシアですが、その中でも特に、世界各国の企業を魅了するのは、「若年層の多さ」です。24歳以下の人口が43.3%にもおよび、今後のさらなる経済成長を予感させます。BRICSに次ぐ成長国の1つとして、日系企業のみならず、世界各国の外資系企業を魅了しています。首都:ジャカルタ
インドネシアは大小多数の島々からなる多民族国家です。そのため、公用語であるインドネシア語は、様々な人々に理解しやすい共通語となるように、基本となる単語を理解しておけば、それらの単語の組み合わせで話すことができるようになっています。例えば、あいさつで、「スラマッ」という語があいさつを示し、その後に朝を示す「パギ」をつけて「スラマッ・パギ」で「おはようございます」同様に昼を示す「シアン」をつけて「スラマッ・シアン」で「こんにちは」夜を示す「ソレ」をつけて「スラマッ・ソレ」で「こんばんは」という意味になります。料理で言えば「ナシ」=ご飯、「ミー」=麺、「ダギン」=肉、「アヤム」=鶏、「イカン」=魚、「ウダン」=海老、「ゴレン」=炒める・揚げる、「ソト」=スープといった単語を覚えておけば、メニューが読めて、料理のイメージができるようになります。
インドネシア料理の特徴は、○東南アジア料理に共通してみられるインド・中国の影響を受けている○香辛料(唐辛子・にんにくなど)やココナッツオイルを多用する○イスラム教徒の間では豚肉の代わりに鶏肉や羊肉が用いられる○揚げ物が多いといったことが挙げられます。主食は米です。また、大豆の産地でもあり、菌を発酵させて作る「テンペ」という日本の納豆に似た食品や、「タフ」と呼ばれる豆腐、そのタフから作られる厚揚げ豆腐「タフ・ゴレン」、大豆を発酵させて作る甘い醤油「ケチャップ・マニス」など、日本人に馴染み深い食材も多くあります。インドネシア料理は、激辛とか独特のにおいがするといった個性の強すぎる料理はあまりなく、外国人でも食べやすい料理が多いように思いますが、これはインドネシアが地理的にマラッカ海峡など、太平洋とインド洋とを結ぶ海上交通の要衝となっており、外国との交流が盛んなことが1つの理由ではないかと思います。
塩・唐辛子・トマト・にんにく・玉ねぎなどを石臼ですりつぶしてペーストにしたものです。様々な料理の薬味として・インドネシア料理には欠かせません。店のテーブルに常備されていました。
「サテ」は肉の串焼きを表します。中近東料理「ケバブ」の影響を受けた料理です。たれは、ピーナッツベースのソースと、ケチャップ・マニスだと思います。ケチャップ・マニスは,甘く濃度のある醤油のような風味で、日本の焼き鳥のたれとよく似ており、サテにぴったりだと思います。イタリア料理にバルサミコ酢が使われるようなイメージにも近いように思います。
最近は日本でもメジャーな料理になっています。ケチャップマニスなどで味付けした焼きめしです。「クルプック」と呼ばれる海老せんべいと目玉焼きなどが添えられます。好みで,薬味の「サンバル」をつけて食べます。食べやすくておいしいです。
これもナシゴレンとならんで,日本でよく見かけるメニューになりました。中華焼きそばに近いと思います。味付けはナシゴレンとよく似ています。中華麺やチンゲン菜など用いられており,ナシゴレンと並んで,中国の影響を受けた料理だと思います。
【パダン料理】 インドネシアの中のスマトラ島にミナンカバウ族という、現存する世界最大の母系社会があります。男性はみんな相続権がないため、外へ働きに出かけるのでスマトラ島からもジャカルタへ多くのミナンカバウ族が進出してきています。インドネシアではミナンカバウというよりは、地名をとって(パダン人)と呼ばれることが多く、このようなレストランが多いです。ミナンカバウ族の代表的な伝統家屋の屋根や伝統衣装は水牛をあらわしていて、このようなパダン料理店は屋根の形が伝統家屋を模した水牛の角の形をしています。外から見える窓のところに、大きなお皿におかずをのせて積み重ねられていますが、これはとりあえずいろんなお皿が目の前に並べられて、手をつけた料理の分だけお金を払うというシステムになっています。
インドネシアでは、スプーンとフォークを使って食事をとります。右手でスプーン、左手にフォークを持つようにしましょう。なお、スプーンやフォークを使わず、手で料理を口に運ぶことが一般的な地域もあります。そのときは、手をしっかりと洗って、右手で料理を手にとってください。初めは戸惑うかもしれませんが、慣れればきれいに食べることができるようになります。文化の違い理解した上で、食事を楽しむことができれば、インドネシアのことをより深く知ることにつながるでしょう。
インドネシア観光に外せない!おすすめ料理4選インドネシアの首都であり、定番の観光地でもあるジャカルタ。現地で食べられるおすすめのインドネシア料理を厳選してご紹介します。Nasi Lemak(ナシレマッ)インドネシア料理「ナシレマッ」ナシレマッは、おかずがたっぷり乗ったインドネシアの定食料理。中央にはココナッツミルクの香りと、ほどよい塩味の利いたごはん。それを様々なおかずが囲んでいます。メインのおかず(鶏肉・牛肉・魚)は、自分で好きなものを選べます。その他、野菜や豆類の副菜、辛味調味料の「サンバル」がついているものが一般的です。サンバルは、唐辛子を始めとしたスパイスに、果物・野菜・ココナッツ・肉・魚を加えた辛味調味料で、インドネシア旅行のお土産としても人気です。【物価】ワルン(インドネシアの一部で見られる、カジュアルな売店・食堂・喫茶店のこと)での価格:100円~ショッピングモールのレストランでの価格:~400円程度 Gado-Gado(ガドガド)インドネシア料理「ガド・ガド」野菜がたっぷり摂れるインドネシアンサラダ、ガドガド。茹で野菜にピーナッツソース(ブンブ)がかかっており、チキンや厚揚げが混ぜてあることもあります。炭水化物と揚げ物に偏りがちなインドネシア料理ですが、その中でも野菜を摂ることができる貴重な料理です。【物価】ワルンでの価格:80円~ショッピングモールのレストランでの価格:~300円程度 Kwetiau Goreng(クイティアオゴレン)インドネシア料理「クイティアオ ゴレン」クイティアオゴレンは、米粉で作られたもちもち感のある、中華系麺料理です。インドネシアの麵料理といえば「ミーゴレン」が有名ですが、クイティアオゴレンの麺は全然違う触感です。焼きそばタイプのGoreng(「油で炒める」「揚げる」の意)、あんかけタイプのSiram(「水をかける」の意)など、調理の仕方もいろいろあります。【物価】ワルンでの価格:100円~ショッピングモールのレストランでの価格:~400円程度 Pisang Goreng(ピサンゴレン)インドネシア料理「ピサゴレン」バナナを油で揚げた料理、ピサンゴレン。軽食やスイーツとして、インドネシア観光客からも好まれる定番おやつです。ピサンゴレンには、日頃食べているバナナではない調理用のバナナを使用して作られます。以前は安価なスナックとして楽しむのが主流でしたが、最近は良質な揚げ油と蜂蜜を使用した、ヘルシー系のピサンゴレンも人気があります。【物価】ワルンでの価格:10円~ショッピングモールのレストランでの価格:~200円程度以上が私のおすすめ料理4選です。インドネシアは物価が安いですし、日本人の口にも合う味付けなので、色々とトライしてみてくださいね!
インドネシア旅行や生活をスマートに!食事に関するルール・マナー国が変われば食事のルール・マナーも変わるもの。日常生活やちょっとした旅行で訪れた際にも、現地の事情を踏まえてスマートに行動できると、気持ちが良いものです。インドネシアで食事をする時は、まず以下の3点を押さえておきましょう。①ムスリム大国インドネシアの宗教行事「プアサ(断食)」インドネシアの食事に関して最も重大なことといえば、断食月であるラマダンに行われる「プアサ」です。ムスリムが人口の約9割を占めるインドネシアでは、1年間のうちの1ヶ月間、日の出ている間に断食をします。この時期は、普段昼間に開店している屋台やローカルレストランでも、夜まで営業を開始しないことがほとんどです。開店しているお店も、食べ物や食べている人が見えないように、窓ガラスを布で覆ったりします。いつもと違う雰囲気ですが、中に入ると普通に食事ができます。また、アルコールを提供している一部の飲食店でも、その時期だけはアルコール提供を控えることもあります。料理を提供する店側は勿論、ムスリムでない人も、プアサへの配慮が求められることを念頭に置いておきましょう。 ②ムスリムが好む食べ物「ハラル」「ハラル(ハラール)」とは、イスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指します。私は普段、ムスリムの友人や社員と一緒に食事をする際に、ハラル料理を提供する店を選ぶようにしています。中華街エリアは豚肉やアルコールを多用した料理が多いため、ムスリムの方との食事としてはあまり好まれません。インドネシアでムスリムの友人ができたら、こうした食事上に配慮しましょう。また、日本から何かお土産を持ってくる際には、、ハラルマーク(イスラム法の合法認定)のついたお菓子などを選ぶのがベターです。 ③インドネシア人の食事スタイルインドネシアでは、食事の際に器は持ち上げず、利き手にスプーン・もう片方の手にはフォークを持って、肉を切ったりスープですくったりして食べます。メニューによっては、手で食べるものもあります。上手く食べるにはコツがいりますが、すぐに慣れますし、異文化な食事スタイルは新鮮で楽しいです。実際に現地の人々の様子を観察しながら、インドネシアスタイルにチャレンジしてみましょう。 いかがでしたか?インドネシア、特に首都ジャカルタでは、充実した食生活を送りつつ、現地ならではの食事情を肌で感じることができます。今回の記事を通して、インドネシアの食について興味を持っていただければ幸いです。
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